フッ素は歯の表面のエナメル質を改善し、かつ強くします。
さらに再石灰化を促進する作用があります。
また、むし歯菌の成長を抑制し酸産生を阻害するなど
プラーク(歯垢)抑制効果もあります。
このためフッ素を有効に利用する事は大きなメリットがあります。
一部に安全性に問題があるという意見もあります。
たとえばフッ素洗口後、洗口液を吐き出しても
全体量の10~20%の液がお口の中に残りますが、
その量は毎日紅茶1~2杯飲んだ時のフッ素量とほぼ同じです。
フッ素の性質をよく知った上で、使用方法や使用量など歯科医と相談して、
効果的に使用することが勧められます。