噛み合わせの治療 / 入れ歯治療

人生100年時代

以前は、奥歯にむし歯ができるのは奥歯の歯みがきが上手くできていないことが原因で「しっかりみがいてくださいね」とよく言われていました。 しかしここ最近では奥歯に沢山むし歯のできる方には磨けていないだけではなく、一定数は噛み合わせも影響していると考えられています。 噛み合わせの影響といっても、もともとの歯並びからくる位置関係の噛み合わせの悪さや、ストレスなどからくる寝ている時のはぎしりやくいしばり、癖や習慣などによる起きている時の噛みしめなど多岐に渡ります。 前歯が噛んでいなくて奥歯だけ噛んでいるような方や、歯ぎしりやくいしばり等の力が強い方は、歯に小さなヒビ（マイクロクラック）が入っていることが多く見られます。 その小さなヒビの部分にみがき残しがあり汚れがついているとむし歯になりやすいのです。 また「しみる」という症状もよくあります。勿論「しみる」というのにはむし歯になっていることも多々ありますが、むし歯が全くなくてもしみる場合があります。いわゆる知覚過敏的な「しみ」ですが、これにも噛み合わせや力が関係しています。 治療や対処法としては、歯並びから来ている場合は矯正治療、また矯正治療ができない場合やはぎしりや食いしばり等が原因の場合は、咬合治療や力のコントロールをします。もちろん歯みがきは大事ですので「みがいているではなく、しっかりとみがけている」歯みがきの仕方を習得することが必要です。

色々なスポーツを楽しまれている方も多いですが、スポーツは力を入れる際に食いしばるため、噛み合わせが合っていないと力が発揮できない場合もあります。 また噛み合わせが姿勢や肩こりなどにも影響があるとも言われています。 噛み合わせが気になる、治療をしても何年かしたらすぐにむし歯になる、詰め物や被せ物が外れる等の症状でお困りの方は一度ご相談ください。

また、年を取り、口腔内環境の衰えから、入れ歯を利用されている方もおられますが、なかなか自分にピッタリと合う入れ歯を使えず、痛い思いをして食べ物を噛んで悩んでいる方も多いです。 もし今、お使いの入れ歯で悩まれているのであれば、ぜひ当院へご相談ください。 納得行くまで調整をしながら作成しますので、思い切り食事や会話、スポーツを楽しんでいただけるはずです。